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[志在千里 第70号] 建設マンが、好きだ
2018.11.26【 志在千里, 最新情報

◆建設マンが、好きだ◆

基陽が安全帯を作り始めたのは15年前。
その前は、金物の問屋をしながら、工具袋を作っていました。
要望を聞き、こだわりの生地やデザインで丈夫だと言っていただき、喜んでもらっていました。
中途半端な満足をしていた頃、こんな声がありました。
「これら腰袋を使うのは建設現場や工場。事故が多い。その事故は墜落や転落で重大事故。明日から仕事ができないか、ひどい場合は命を落とす」


安全帯をしない原因は、「面倒だから」「自分は落ちないから」。
先ずは「着けたい」と思って頂こう。そこから「カッコいい」安全帯を目指し、作り始めました。
最初は認知度も低く、「そんなに売れないし、いらない」という店舗さんからの声が多くありました。
その頃、ある足場の会社の方から、自分たちの営業所を回っていいと言っていただき、現場が終わる時間に営業所を訪問し始めました。


神戸の営業所に行った日は、初冬の夕暮れ。
現場から戻って来た建設マン達は重機を動かし足場の片付けや、翌日の準備の最中でした。
わたしは安全帯をアピールしようと、営業所の前に立っていました。
しばらくすると、一人の建設マンが身長ほどの足場を組んでくれ、わたしが持っていた安全帯を黙って取り、カチャカチャとそのミニ足場に掛けました。そして「こうしておく方が紹介しやすいやろ」とボソッと言いました。涙がひと粒出そうになりました。
「あんたの売上になるから」と買ってくれた人もいました。その後も、沢山のアイデアを頂き、暗い山道の中、心にほんわかと灯りがともったような気持ちで帰ってきました。


最初はぶっきらぼうな建設マン。とんがってる建設マン。
まだまだ勉強中で、知らない事も多い私たちです。
だけど、建設マンのおかげで、私たちの安全安心快適がある。
建設マンはカッコいい。やっぱり、建設マンが好きだ。
これからも、建設マンをもっとカッコ良くするお手伝いをしていきたい。ひんやりした風が吹く初冬になると、あの夕暮れの日を思い出します。言葉少なに応援して頂いたあの建設マンたちに、お返しするつもりでこれからも歩んでいきたい、と改めて感じます。

 

 


 発行者コラム

◆KHニュース25周年300号◆

今回も“志在千里(しざいせんり)”を最後までお読みいただき、ありがとうございます。
KHニュースはおかげさまで25周年300号となりました。
なかなか訪問できない中、何かお届けしたいと始めたKHニュース。
“文字だけ白黒紙面”が初期で、その後も模索しながらの今号となりました。

「読んでるよ」と言っていただいたり、KHニュースを見て御注文いただけたりすると本当にありがたいと思います。
50周年を目指し、お声を聞きながら歩きます。
お声を聞いて、安全安心をカタチに。これが私たち基陽の使命です。
本当にありがとうございます。

藤田尊子

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