こんにちは、山崎です。
今回もアンケートハガキからのご依頼でした。
ただ、少し違うのは、基陽の安全帯を買って頂いたお客さんからでした。
「貴社のリール式安全帯を買わせて頂いた者です。
リール部分とそのすぐ後ろにあるアブソーバーがとても邪魔で、
今まで腰に付けていた工具袋が一つ付けられなくなりました。
もっと小さくならないものでしょうか?
もしくはこの真下に付けられるバッグがあれば紹介して下さい」
このようなものでした。
リール式安全帯は現在も、もっと小さく軽くする研究は続いていますが、
従来のロープ式とは比べ物にならない大きさがあります。
「小さくならないなら、真下は利用できないか?」
とても良い気付きを頂きました。
既にご案内した「1341」のベルト通し部分着脱の技術を応用して、
リール帯に後から工具袋を取り付けられる構造に開発しました。
タイプは2種類。全メーカー対応で今まで無駄に空いていたスペースが有効利用できるようになりました。
開発当初と比べるとベルト通し部分が改良され、より使いやすくなりました。
安全帯の普及と相まって多くの職人さまに愛用頂いているアイテムです。
次回は遂に、進化シリーズについてです。
「 進化はこうして生まれた 誕生編 その1 」
について書きます。
これからもよろしくお願いします。
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