こんにちは、山崎です。
前回に引き続いて、工具袋について書きます。
さて、ご紹介した「ブラックシリーズ」とはどのようなものなのか?
基本は2種類の形です。
一つ目は、
「アリン」工具袋で好評だった形を模した釘袋型、
品番でいうと「2009」です。
この工具袋は、底ぬけを防止する5段階縫製技術で製造されており、生地はナイロン100%。
高密度の生地は、撥水効果もあります。
もう一つは、全く新しいデザインの腰袋型。
前面の生地をそのまま継ぎ足すことなく背面に用いることで、
全くと言っていいほど底抜けが起こらない構造です。
品番でいうと「2008」です。
http://bipod.heteml.jp/kiyo/ip/product/265
この2種類をベースに、大きさや、ポケットの数で種類が増え、
7種類のラインナップになっています。
このシリーズが好評になったお陰で、
今まで基陽の工具袋を手にされたことが無かった多くの職人さまと出会いました。
アンケートはがきを全ての製品に入れていたのですが、
そのアンケートはがきの投函いただく件数が
飛躍的に伸びた時期でもありました。
そうすると、
「今まで何でそこに気付かなかったんだろう!」と、
気付かせていただくお声や、
「そんな事に問題があったのか!」と、
驚かされる意外なお悩みが基陽に届き始めました。
これは、その後ブラックシリーズをベースにしたシリーズの誕生へと続きました。
次回からは「職人の声」で誕生した数々の工具袋についてご紹介します。
早速次回は「ドライバーは内側?」についてです。
これからもよろしくお願いします。
[次の記事はこちら!][工具袋開発編]⑦ドライバーは内側?[工具袋開発編]⑧フタってホントにいるの?[工具袋開発編]⑨フタってまだまだ必要でした[前の記事はこちら!][工具袋開発編]③生地に負けない縫製を![工具袋開発編]④これが5段階縫製![工具袋開発編]⑤ブラックシリーズ誕生!