2020年1月、東京タワー近くのホテルメルパルク(東京都港区芝公園)にて第6回ホワイト企業大賞表彰式がありました。 ホワイト企業大賞とは、社員の働きやすさと幸せを追求しようしている会社を表彰するもので、50項目の従業員アンケートからスタートします。自分が組織に対して感じている事、仲間が組織に感じている事が主な設問内容です。書類とアンケートを提出し、その後に審査員が来社、インタビューとなります。
今回、基陽には嘉村 賢州(かむら けんしゅう)という方が来社。嘉村さんは2019年ビジネス書大賞経営者賞の『ティール組織』の解説者、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、コクリ!プロジェクトディレクターなど多様な活躍をされている方です。 来社され、とても丁寧にインタビューをして頂き、各自からストーリーとしてヒストリーを引き出して頂きました。
頂いた賞名は『縁と絆の経営賞』、審査員の嘉村さんからは「縁あって関わることになった社員1人ひとりが幸せに働き、立場を超えてつながり支え合うことができる温かな組織作りに尽力している」とコメントがありました。
表彰式後は、受賞者の方々とのダイアログセッション。今年は『やらされ感とやる気』についてのグループセッションを何度も席を移動しながら行われました。「『やらされ感』は悪いことなのか」が議論の中心になりました。「子供の頃、『やらされた』事沢山ありますよね。それが役に立っている事も多いにある」「やらせる人との関係性であったり、受け取り方で、やらされ感が成長に結びつく事大いにあるのでは」という意見が出ました。ティール組織が根付いている会社の人からは「やらされ感は一切ない」という意見もあり、こだわりのない自由な雰囲気を感じました。
このホワイト企業大賞表彰式のダイアログセッションは毎回楽しく、心待ちにしています。今年も席を変わりながら、沢山の人と意見交換や会話が出来ました。トップダウンの組織にいる人、完全フラットな組織にいる人、色々な立場や各自皆違いがありますが、共通して目指しているのは『良いチームを作りたい』です。ホワイト企業大賞はまさにそんなホワイトカンパニーへ向かう人たちが表彰されます。
ホワイト企業受賞はゴールではなく、入り口です。どの道を通りどこを目指すのか。私たちもまだまだですが、共に楽しくこの道を歩むのです。