1995年、阪神淡路大震災。震災時には、各地のお客様からお見舞い連絡や、支援物資を頂戴しました。平成七年のあの頃は災害が現在の様に頻発してなかったように思います。そして、兵庫の我々には、神戸が震災に遭う衝撃。 『あの日』は忘れられない出来事です。平成に入り、台風、津波、豪雨、豪雪、噴火、雷、竜巻が甚大化し、そして、年に1回の割合で、M7規模の地震が日本列島各地で発生しています。
先日、地下鉄の安全担当の方に話を聞く機会がありました。防災はもちろん、事故防止に備えるべく、人の安全と設備の安全を守るための啓蒙活動を実践されていました。防災士の資格を取り、プライベートでも防災の講座に通い、『交通インフラとしての使命』と何度も口にされているのが印象的でした。建設マンもそうですが、現場マンのおかげで世の中の安全安心は日々守られています。
地下鉄の安全担当の方が墜落制止用器具、ハーネスを手にしながら、「乗降されるお客様や子供さんにも“カッコいい仕事”と思われたいですよね」と言われているのが印象的でした。そう、建設、現場マンは恰好良い。災害時にも第一線に立ち、恰好良く頼もしく、安心感があります。
謙虚に、社会経済安全日常の縁の下を寡黙に守り廻し続ける方々に我々も『あの日』を忘れることなく、応援をし続けたいと考えています。