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2018.06.29兵庫県政150周年記念事業 「兵庫県男女共同参画フォーラム」

  • ~『自らの意思』に基づく個性と能力発揮、固定的性別役割分担にとらわれない行動と発想

    ― 男女共同参画 ― サードステージへ~

     

    今年、兵庫県は県政150周年。記念事業が例年よりも活発に開催されています。

     

    今回、兵庫県庁男女家庭課よりご連絡いただき、参加したのは『兵庫県男女共同参画フォーラム』でした。

    会場は「兵庫県公館」。

    基調講演は、女性労働協会 鹿嶋 敬 会長。『男女平等は進化したか 男女共同参画基本計画の策定、施策の監視から』というテーマでした。

     

    鹿嶋会長は、日本経済新聞の元記者、論説委員を経て大学では人間社会学部教授、政府の諮問機関 男女共同参画会議議員などの来歴をお持ちで、男女共同参画に関する著書も数多く出版されています。

     

    時系列でステージ別に捉え、法令やその際の事象や、公聴会などでどのような意見があがったかについてなどの興味深い講演でした。

     

    講演の内容を少しだけご紹介します。

  • 2001年~2010年度は、ファーストステージ。男女共同参画の普及啓発。

    2011年~2015年度は、セカンドステージ。役に立つ男女共同参画・・・例として、女性の活躍により経済社会の活性化

    現在のサードステージ(2016年度以降)は「自らの意思」に基づく個性と能力発揮・・・固定的性別役割分担にとらわれない行動、発想

    男女ともに、『男女共同参画の視点』を持てるか、『自らの意思』を摘んでいないか。

    今後は多様な人材が活躍する時代である。男性・女性という分け方だけでなく、多様な人が多様な働き方をする時代になりつつある。

    受け入れ側の意識変革の準備は如何か・・・

  • 20年前の公聴会・市民の反応は「女性が働き出すと男性が失業するのでは」、15年前は「更衣室などの性別、男女別をなくそうとしているのでは」というような事柄から、細かい内容は限りなくあったようです。

     

    時系列での内容を聞いていると、さまざまな時代背景が垣間見えて大変興味深かったのですが、渦中の方々は調整や、視座の違いからの議論など困難を極めただろうと感じました。

     

     

    基調講演の後、パネルディスカッションにて、少し当社の取り組みや思いの部分なども紹介させて頂きました。

  • 基陽は、ワークライフバランスなどで県から受賞を頂いた経緯もあります。そもそもは、KHじゃばらランヤードで、No.1ものづくり大賞を2014年に受賞し、その際にワークライフバランスの賞のエントリーを推薦頂き、受賞となりました。その後、「内閣府 女性のチャレンジ賞」や「ひょうご女性の活躍企業表彰」にも推薦して頂き、受賞いたしました。

     

    受賞した製品なども、少し見て頂けるように、と展示をしました。

  • 鹿嶋会長も講演で話をされていましたが、『意識変革、行動改革』を実践していくことが大事。

     

    株式会社 基陽 は掲げている三主義のもと、歩みは一歩ずつですが、働きやすい場づくりを続けていき、建設業界の事故減少に繋がるように進んでいきたいと考えています。

    自分たちが「当たり前」と感じていることを改めて取り上げて頂くことで、気づきも多くありました。今回のこのようなご縁や、出会いの場を頂けたことに感謝します。

     

    ありがとうございました。