こんにちは!「建設イケメン職人応援し隊」の石橋です!
今回は、「啓蒙活動大国 日本!」 ~使用せよ!で動きますか?~
と題して、安全帯着用の啓蒙 についてお伝えします。
日本はあらゆるところで 事故や病気の予防ポスターを目にします。
画像元:環境省
画像元:厚生労働省
啓蒙活動につきものなのがポスターや看板類です。
馴染みの深いところでは、冬のインフルエンザ流行時期の手洗い運動や、
省エネの一環としての節電などがあります。
ポスターや看板類を多岐にわたり掲げているにも関わらず、
毎年のようにインフルエンザ患者が増加したり、
節水・節電を呼びかけ続けるのは何故でしょうか?
インフルエンザ啓蒙ポスターの例では、手洗いの仕方や予防方法の説明は充実していますが、
その結果 “得られるメリット” の記載の欠けたポスターが見られます。
マーケティングで例をあげると、
商品のPOPに自社の商品機能がいかに優れているかというコピーが延々と続き、
肝心の「お客様にとってのメリット」が抜けているという事がよくあります。
商品を提供する側の思いと顧客の購入のきっかけ がズレている為に、
チャンスロスを起こしている例が多々見られます。
では、建設現場ではどうでしょう?
再開発工事現場に大きな垂れ幕。
そのコピーは「ここでは必ず安全帯を使用せよ!」です。
画像元:楽天 ホームページ
これでは“命令”だけで、その結果、安全帯を着用することでどんなメリットがあるかという
作業員への動機付けが見られません。ここに動機付けを提供する“北風型”と“太陽型”の2つの選択肢があります。
【北風型】 「安全帯を着用しないと、悲しむ家族がこんなにいます」
【太陽型】 「安全帯を着用することで、家族の安心した笑顔が見られます」
あなたなら、どちらのコピーを選んで、工事現場で働く大切なお客様を啓蒙しますか?
次回は「プロ向けから家庭にも浸透するブランドへ」についてお伝えしていきます。
「建設イケメン職人応援し隊」の石橋でした。ありがとうございました。