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2016.08.11啓蒙活動大国 日本!~使用せよ!で動きますか?~

  • こんにちは!「建設イケメン職人応援し隊」の石橋です!

     

    今回は、「啓蒙活動大国 日本!」 ~使用せよ!で動きますか?~

    と題して、安全帯着用の啓蒙 についてお伝えします。

     

     

    日本はあらゆるところで 事故や病気の予防ポスターを目にします。

     

    画像元:環境省

     

  • 画像元:厚生労働省

  • 啓蒙活動につきものなのがポスターや看板類です。

     

    馴染みの深いところでは、冬のインフルエンザ流行時期の手洗い運動や、

    省エネの一環としての節電などがあります。

     

     

    ポスターや看板類を多岐にわたり掲げているにも関わらず、

    毎年のようにインフルエンザ患者が増加したり、

    節水・節電を呼びかけ続けるのは何故でしょうか?

     

    インフルエンザ啓蒙ポスターの例では、手洗いの仕方や予防方法の説明は充実していますが、

    その結果 “得られるメリット” の記載の欠けたポスターが見られます。

     

    マーケティングで例をあげると、

    商品のPOPに自社の商品機能がいかに優れているかというコピーが延々と続き、

    肝心の「お客様にとってのメリット」が抜けているという事がよくあります。

     

    商品を提供する側の思いと顧客の購入のきっかけ がズレている為に、

    チャンスロスを起こしている例が多々見られます。

     

     

     

     

  • では、建設現場ではどうでしょう?

    再開発工事現場に大きな垂れ幕。

    そのコピーは「ここでは必ず安全帯を使用せよ!」です。

    画像元:楽天 ホームページ

     

    これでは“命令”だけで、その結果、安全帯を着用することでどんなメリットがあるかという

    作業員への動機付けが見られません。ここに動機付けを提供する“北風型”と“太陽型”の2つの選択肢があります。

     

    【北風型】 「安全帯を着用しないと、悲しむ家族がこんなにいます」

    【太陽型】 「安全帯を着用することで、家族の安心した笑顔が見られます」

     

    あなたなら、どちらのコピーを選んで、工事現場で働く大切なお客様を啓蒙しますか?

     

     

     

    次回は「プロ向けから家庭にも浸透するブランドへ」についてお伝えしていきます。

     

    「建設イケメン職人応援し隊」の石橋でした。ありがとうございました。