こんにちは、山崎です。
前回に引き続いて、工具袋についてお話します。
まず、一番目に気になったはがきは、
内装業のお仕事をされている職人さまのおハガキでした。
「自分は内装をしているのですが、ドライバー差しで困っています。
どこを探しても、工具袋に付いているドライバー差しは外差ししかないのです。
内装は壁を傷付けないように仕事しているのですが、狭い空間なので
つい引っかけて、全部やり直しになるのがとても辛いです」
そう書かれていました。
基陽も当時、外差しの工具袋を作っていたので
このハガキには衝撃を受けました。
そこで入れるドライバーの大きさや、種類、などを聞き出し、
工具袋の内側に取り付ける工夫を始めました。
それが品番「22113」です。
この工具袋は好評で、その後この形状を継ぐ新製品も登場しました。
いずれご紹介の機会もあると思いますが、
新素材「HUMHEM生地」を用いた品番「HM113」がそれです。
お客さまの望む形を具現化する。
我々の基本を再認識する機会を頂いた貴重な製品でした。
次回は 「フタってホントにいるの?」についてお話します。
これからもよろしくお願いします。
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