こんにちは、山崎です。
今回は最新のハーネス事情という事で、「鳶忍者」をモデルに、
「ハーネス」に対する多くのユーザー様の要望とそれを反映した事例を2回に分けて紹介します。
【ハーネスへの要望その①】~【従来品からの決別編!】
1.脚部はパラレルがいい
「海外仕様X型」の説明の時に書きましたが、海外のハーネスのほとんどはV字型です。
股が窮屈で着心地や見た目が良くありませんでした。
「鳶忍者」を始め、国内メーカーのほとんどはパラレル(水平)型です。
2.脚部はワンタッチバックルでないと困る
夏場の暑い中、作業は熱中症との戦いでもあります。
一時間おきの水分補給時には、脚のベルトも緩めたい…。
1日平均13回くらいは脚ベルトを外すという資料もあります。
「鳶忍者」は全種「ワンタッチ」タイプです。
3.着やすい ハーネス がいい
脱いでその場に置くと次に着る時、どこが腕を通すところか分かりにくい。
そこで形状記憶の生地で作ったり、色を変えたり、各社工夫されています。
「鳶忍者」は大きめの肩パッドを標準装備して、
腕部分の位置確認や着やすさを追求しています。
4.肩にはパッドが付いてると嬉しい
3.と重なりますが、ハーネスの機能の一つに「サスペンダー機能」があります。
腰の重さを分散した肩側ですが、こちらに対しても少しでも楽にしたい。
ハーネスの肩パッドはとても重要です。
「鳶忍者」は全種、厚手の肩パッド付きです。
5.胸ベルトは 壊れにくいものがいい
丁寧に扱っても壊れやすいのが「胸ベルト」です。
墜落時の衝撃とは関係ないので、各社ともプラスチック製がほとんどですが、
脆弱な構造だとすぐ壊れてしまいます。
「鳶忍者」は大きく肉厚な胸ベルトなので壊れにくいです。
6.胸ベルトは壊れた時の事を考えて 取替え可能がいい
万が一壊れた時、縫い付け固定の胸ベルトはとても困ります。
簡単に取り外せて交換が出来る。そんな機能を求めていました。
「鳶忍者」は取り外し可能。便利な別売部品もあります。
「ハーネス」へのご要望はまだまだあります。
次回をお楽しみに。
山崎でした。