こんにちは、山崎です。
さて前回の「海外仕様X型」の続き、いよいよ国内のお話です。
【国内仕様X型】
「股の部分がキツイ…」と敬遠され、
「こんなカッコ悪いもの着けられるか!」
と、言われるほど不評だった海外のX型は、
国内の安全帯メーカーの手によって改良され、
今のハーネスの基礎とも呼べる「国内仕様X型」が誕生しました。
今 店頭に並んでいる多くのハーネスは、この「国内仕様X型」です。
皆さんも聞いたことのあるブランド名を挙げると、
「TB」「黒影」「鳶忍者X型」が全て同じ「国内仕様X型」です。
国内メーカー主要6社のうち4社が取り組んでいるベーシックモデルの「国内仕様X型」の最大の特長は、脚の部分が「水平型」に改良されている点です。
これにより股部分の窮屈な感じは無くなり、見た目も格好よくなりました。
従来の「海外仕様X型」と比べて、格段の装着感に「楽だ!」と大変喜ばれています。
形は、「海外仕様X型」と比べると脚ベルトが独立して、
身体のベルトと縫い付けられています。
1本の生地で出来ていた「海外仕様X型」と比べると構造は複雑になりましたが、折り畳まれた状態からでも、全体の形が分かりやすいので、着やすくなっている事も「国内仕様X型」の特長といえるでしょう。
もともと「X型」は密着度が高いので、
「電気工事」の方や「工場」で作業されている方など、
比較的腰回りが軽量な職人さんに人気なモデルといえます。
次回は「H型」をご案内します。
山崎でした。
[次の記事はこちら!][ハーネス種類編]④腰がラク!国内仕様H型[ハーネス種類編]⑤腰回りが広い!国内仕様Y型[ハーネス種類編]⑥形状についてのまとめ[前の記事はこちら!][ハーネス種類編]①ハーネスって何種類くらいあるの?[ハーネス種類編]②海外仕様X型について