大阪に、社是に「幸せ制作会社」を掲げる株式会社ヘッズという会社があります。
株式会社ヘッズさんは、全国2万店舗以上の花屋さんやケーキ屋さんにオリジナルの包装資材を販売しています。
サンリオで働かれていた社長が、お店に来てプレゼントを選ぶお客さんの心に添える様、お客様の笑顔のためにと作られた会社です。
忙しい店舗さんの声を聞き、手間がかからず、きれいに包装できるものを提案して喜ばれています。そして強く必要とされています。
このヘッズの暮松社長は、わたしに進む道を示してくれた人です。
初対面が「勉強会なのにえらく酔っ払ってるなあ」と、2回目はゴルフの待ち合わせをされている嬉しそうな顔で「ま、あまり自分とは縁のない方だなあ」という感じでした。
何ヶ月も過ぎて、たまたま暮松社長の載っている雑誌を見つけ、日本で初めてGCC(グッドカンパニークラブ)をされてることなどを知り、そこからあっという間にご縁が広がりました。
ヘッズさんは、温かい、すばらしい会社です。
わたしがお伺いしたヘッズさんでの催しで、社長が社員の前で「心をつかう」ということを丁寧に話されました。
数日後、東京の展示会で偶然、ヘッズの社員さんと会いました。
社員さんはわたしたちの接客の様子を見られ、質問され、その中で何度も社長の思いを口にしていました。
社長の言葉が伝わっているなあと感じました。
社長が「自分の会社は良い会社」と言うことは簡単です。
しかし、心の言葉でないと社員にもお客様にも響きません。
社員が語る言葉が正解であり、誠です。
長く働かれてる社員さんに感謝の言葉でねぎらわれ、社員さんが皆の前で涙を流してお話されていました。会社や仲間、そしてお客様のことを本気で考える社員さん。業績が上がらないはずありません!
ヘッズさんの朝礼では、社長は前で訓示を述べることもないそうです。
基陽の社員で見学に行かさせていただきました。
ベンチマーク、一緒に行くだけでその空気感を共有できます。
特にいい会社になるために心を使われている会社を見学することは、本当に勉強になります。
百聞は一見に如かず。
内向きにならず、外の世界を知って、刺激を受け、他で頑張っている人たちを見て自分たちも「よし!」と思う。
これからも皆で続けます。
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