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2016.05.24[ハーネス入門編]③まずは胴ベルト式安全帯普及へ

  • こんにちは、山崎です。

    前回は日本の安全帯の誕生時期の話をしました。今日はその続きです。

     

    【ハーネスって何?~普及への道筋】

     

    日本の安全帯が独自の進化をしている時、海外は…というと、ハーネスが普及していきました。

     

    「ハーネス」は登山用品から生まれたとの説が有力です。

    墜落時に衝撃を分散するだけではなく、しばらくの間であればそのままの状態でも苦しくない構造なので、海外では「ハーネス」が当然のように広まりました。

     

  • 日本も高層ビルが立ち並び、職人の作業現場はより高所作業へと移り変わってきました。当然、事故が起こった場合、救助に時間がかかります。

    産業界からは、少しでも早い「ハーネス」化への法制化が望まれ始めました。

     

    このような流れの中、1999年には産業安全研究所発行の「安全帯構造指針」にハーネスの話が盛り込まれました。

    更には、2002年には「安全帯の規格」にハーネス型が示されました。

     

    それから10年以上が過ぎましたが…ハーネスは一向に普及しませんでした!

     

    理由はいろいろ考えられますが、やはり強制力のある法制化が必要と言うところでしょうか。

     

    では今になってなぜハーネスに変わろうとしているのでしょうか?

     

    次回はその背景をご説明します。

    山崎でした。

     

    [次の記事はこちら!][ハーネス入門編]④ハーネスの普及が進み始めた背景[前の記事はこちら!][ハーネス入門編]①ハーネスって何?[ハーネス入門編]②胴ベルト式安全帯誕生について