基陽には毎日昼休み後にKH体操の時間があります。
体操をする時、オリジナルの『KHの歌』が流れます。5分弱の短い時間ですが、心と身体のリフレッシュ、リセットタイムと考えています。
(歌詞)
『職人の熱い心 しっかりと受け止めて
あなたの声カタチにして 「スゲー」と言わせたい~
安全帯であなたの未来(ユメ)守ってみせる
心配りの毎日で こだわりを磨き上げ
強い日本を作るあなたに 一番を届けたい
腰袋があなたの腕 さらに輝かせる
安心のKH 安全のKH ありがとうの言葉
この胸に 今日も聞くよ あなたの声 KH』
建設職人への想いを歌詞にして、オリジナルの曲になりました。
歌いながら体操をする人、黙々とする人、歌うのは恥ずかしいと言う人それぞれ自由です。体操で身体を動かし、歌うのは贅沢な時間だと感じています。
私が毎日歌う時間を作りたいと考えたのは、シベリア抑留者の話を聞いたのがきっかけです。マイナス30~40℃の極寒で飢えに病に苦しみながら、歌を歌うことで希望を繋ぎ生き抜いたという話でした。励ましあい、歌を歌い続けた人は心にともしびを持ち続け、生き残ることができたと聞きました。
歌(うた)の語源は 心に訴える(うったえる)心を打つ(うつ)からきた、と言われているそうです。歌うことは深呼吸にもなり、右脳と左脳を刺激し、精神を安定させ、免疫力を上げる効果やストレス解消、血圧の安定、肺活量が上がる、睡眠を助ける等、多くの良い影響があるそうです。今も、体操の時間に空を見上げ大きな声で歌い体操していると、頭がスッキリします。
KHの歌は毎年曲調を変えていて、2020年は いきものがかりの『アイデンティティ』バージョンです。
『わたしは 今 夢中で生きていくんだ 心よ 自由になれ 素直になれ しなやかになれ 変わることは進むこと 心よ 自由になれ』この歌詞も思いながら、KHの歌を歌い体操します。
建設現場でも、中島みゆきの歌曲や音楽を流し、モチベーションアップし、結果として安全向上に繋がっている現場もあると聞きました。
安全意識の高い建設マンも活用している歌、私たちも「本日も、ご安全に!」の想いでKH体操をおこないます。コロナ禍の中も本日もご安全に、お過ごしください。