マスクをするのが日常になりました。返事したつもりが、相手に伝わっていなくて、聞き返されたりするので、身振り手振りを交えるようになりました。またマスクをしていると無表情になっている時間が長いようで、顔の固さを感じています。「ありがとう」の“り”や「トラックの“ラ”をはっきりと発音できないのに、ふと気づきました。
日本語は発声する時に、口から頬の力を必要としないそうです。また感情表現を抑えるのを美徳として、顔の表情を大きく動かさない民族性です。アメリカ人は60%、ドイツ人は85%顔の筋肉を使いますが、日本人は20~30%しか使っていないそうです。固くなった表情筋を動かすことで、顔が温かくなるような気がします。
マスクで隠しながら、顔ヨガにコッソリ励んで、アフターコロナに備えたいと考えています。