基陽には、毎日、一日中ハーネス式安全帯(全身用の命綱)を着用している人が何名かいます。業務にハーネスは関係ないので、逆に じゃまです。体にも負担だと思います。
ですが、着用実体験している何人かは、姿勢に変化が現れてきました。「職人の気持ちになれる」 と言っている人もいます。そして、そのような視点を持っている人は、さらに積極性が増してきました。我々の大切なお客様に KH のハーネスを選んでいただいていることに、感謝の念を抱き、その思いが日々 強くなっていることも彼らの発する言葉の端々から感じるようになっています。
日本経営品質賞受賞で社員を大切にする経営で頻繁に取り上げられるトヨタディーラー、
ネッツトヨタ南国 横田英毅相談役が話されていました。『成長の四原則 考える。 発言する。 行動する。 反省する。 これが PDCA のように回っている時、人はやりがいを感じ、意欲が高まる 』 そうです。自分が何かに気づき、行動し始めることで、また気づく。そして、また行動する。PDCAと言うと難しく感じるかもしれませんが、“行動” きっとこれが人に気づきをくれ、そして自信も与えてくれるのではと考えています。
毎日ハーネスを装着することで、考え、気づきが加わり、工夫されて、周りと相談し、
少しずつ改良が加わり、変わっていく。その動きを見ながら、こういう “変人” がいてくれることを誇りに思います。
変人とは “変化” の人。
ピーター・F・ドラッカーも言っています。『企業活動の目的は、顧客の創造。そのために必要な2つのことがある。それは マーケティング、そして 変革だ!』
今月は 兵庫県 と 内閣府 から、表彰を頂くことになりました。県からは 「女性活躍」、内閣府からは 「男女参画」 での表彰です。県では、 P&G、アシックス、神戸製鋼と並んでの受賞となりました。担当の方からは「自分たちが当然、と思っていることが実は強みですよ。」 や
「部署を超えての働き方や、休暇制度等が特徴です。」 ・ ・などと授賞の理由を教えて頂きました。
内閣府で共に受賞された方のお一人は、被災地の限界集落に移住し、今は村人と一緒に“希望”集落へと。そこでパートナーも見つけ、パパは抱っこひもで赤ちゃんと一緒に式に参加されていました。
元気な泣き声が響きわたる総理官邸。
明るい未来を心強く感じました。