当社KHの製品は、全てお客様の声から生まれています。
2021年、改めてご要望が高いKHじゃばらストレッチフルハーネスは、ハーネスを緩く着用されていた現場職人を見かけたことがきっかけでした。
東京駅が大幅に改装されていた2010年頃のこと。夜9時頃に東京駅前を歩いていると、前にハーネス装着の職人が二人いました。膝のあたりまでハーネスの脚部が下がっています。声をかけて、「膝まで下げていると、歩きにくくないですか」と聞いてみると、「しゃがんだり、動く時に緩く着ている方がラクだから」とのことでした。
その後、他の場所でも「ハーネスを着けたらかがみにくい」という声を聞きました。「しゃがみにくい、動きにくいからハーネスを緩く着ける」「ハーネスは動きにくいから仕方ない」こういうお声もありました。
安全帯・墜落制止用器具は、安心して作業が出来るために使う道具。作業の邪魔になってはならない道具です。どうすれば、動きやすく作業性の高いハーネスが出来るか…。
私達KHには、伸縮する、そして軽い「じゃばらランヤード」があります。
それまでの業界にはなかった、伸縮するランヤード。初めてお見せした時に「新しい進化型ですね。ロープ、リールで安全帯はもう進化しないと思っていた」と驚かれる方もいました。軽い、使いやすい、等々お客様から定評を頂いております。
動きやすさや作業性を考え伸縮の仕様を活かし、生まれた製品がKHじゃばらストレッチフルハーネス です。
どの部分をどのように伸縮させたら良いのか、時間をかけて生み出しました。動きにくい、重いハーネスを当たり前に思っていた方から、身体にフィットするので体感的に軽く、動きやすい、と有難いお声を頂いております。
先日は、巻取式のリコアへのお声も届きました。「高く評価している」という熱い文章でした。
暑い中、忙しい中…色々な現場のお一人お一人の方々から送って頂くハガキやアンケートを大切に拝見しながら、お声をカタチにしていきたい私達 KH です。