こんにちは!“建設イケメン職人応援し隊”の石橋です!
今回は、アメリカの落下防止の取り組み についてお伝えします。
アメリカの「国立労働安全衛生研究所」、「労働安全衛生庁」と業界関係者による
2回目の落下防止安全運動が、2015年5月に開催されました。
建設業界で命を落とす大きな理由の一つが落下事故です。
毎年数百人の現場労働者が命を失くすほか、数千人が再起不能の怪我を負います。
過去10年間にわたり、約3500人の建設現場作業員が落下事故で亡くなり、
全産業における落下事故のおおよそ半分を建設業界が占めています。
落下事故防止策の不十分な現場が、未だ多いのが現状です。 「国立労働安全衛生研究所」は「労働安全衛生庁」、「建設研究研修センター」や
業界関係者とともに5月4日から15日にかけて2回目の落下防止安全運動
「スタンド・ダウン」キャンペーンを開催しました。
写真:アメリカ労働省ホームページより
このイベントは2014年に引き続き、アメリカ全土の経営者と現場作業員の仕事の手を止め、
落下事故防止促進に向けた活動に時間を割くことを求めるキャンペーンです。 国立労働安全衛生研究所のディレクターであるホワード博士は、「子供ならだれしも親を失いたくないし、
妻であれば夫を失いたくない。
防げたはずの落下事故で、命を失うべきではない。
この「スタンド・ダウンキャンペーン」は
作業者が落下を引き起こす危険を認識し、 今後一切の悲劇を防ぐために、落下事故の回避を
経営者に啓蒙する重要な機会である。」
と語りました。
次回も引き続き「アメリカの落下事故防止への取り組み」についてお伝えしていきます。
「建設イケメン職人応援し隊」の石橋でした。ありがとうございました。