マスクにすっかり慣れた2020年の暮れですね。クリスマスプレゼントもマスクにしようかと思ったりしています。
ふと、マスクの意味、語源は?と気になり調べてみました。英語の「mask」には「仮面」「覆面」「顔をおおうもの」の他に「見せかけ」」「ごまかし」「隠す」の意味があります。語源は諸説ありますが「覆う」という意味のイタリア語「(マスケラ)maschera」。まつ毛に使う化粧品の「マスカラ(mascara)」も同源だそうです。 また、ラテン語で「幽霊」を意味する「mascus」、アラビア語のmaskharah(道化者)ではないかともいわれています。「おおう、隠す」の言葉にも共通しますね。
日本での普及は1918年(大正7年)のスペイン風邪の大流行がきっかけだそうですが、インフルエンザや花粉症ですっかり定着しました。衛生への不安や、表情を隠せることから「マスク依存症」という言葉も出てきています。
今や、デザインや機能で楽しむマスクですが、笑う時に口を手で覆う日本、歯を出さない文化の日本に親和性がありますね。
来たる2021年の年末には「昨年末はマスクだった 」と、コロナ禍に覆われていた過去の話として、このマスクの時間を笑い飛ばす事が出来るよう期待をしたいと考えます。
そして2021年、希望に満ちた年となりますように!皆さまご自愛ください。ご安全に!